院長Blog『3週連続の審美治療セミナー』
こんにちは。
横浜駅西口の歯科医院「アキモトプライベートデンタルオフィス」院長の秋本です。
この3週間は週末を休診にさせていただき、都内で研修会に参加して参りました。
突然ですが、自由診療の得意分野とは何でしょうか?
技術的な面で言えば、この2つが代表的かと私は思います。
一つは「他院で見放された、もしくは上手くいかなかった歯の治療」
そしてもう一つは「見た目の改善を目的とした審美治療」
この2つは保険治療では対応が難しいところだと思います。
今回参加した3つのセミナーの主催は別々なのですが、3つとも偶然”見た目を改善”することを主眼に置く内容でした。
まず8月19日・20日は『大河雅之先生 ベニアレストレーション2日間コース』で勉強して参りました。
ベニア(正確には”ラミネートベニア”)とは歯の表面をごくわずかに削り、セラミックを貼り付ける事で形や色の改善する治療法です。
以下のイラストや写真の様な、「超高性能な歯の付け爪」の様なイメージです。
ベニアは前歯の見た目の改善に非常に有効な方法ですが、とても繊細な治療法なので行っている歯科医院は少ないようです。
そのため知識の整理と、技術の向上を求め海外でも著明な大河先生のセミナーに参加いたしました。
朝から夕方まで、講義と実習をギッチリ詰め込んだ密度の濃い内容で疲れましたが、勉強になり、終了後は心地よい疲労感に包まれました。
そして翌週の8月27日は貞光謙一郎先生の『次世代に向けた補綴修復治療を考える』に参加。
ベニアを含むセラミック修復に関する内容をご教授いただきました。
大河先生の内容と被る部分もありましたが、貞光先生の治療に対する誠実な姿勢がひしひしと伝わる内容でした。
また、実習では歯の削り方に関してかなり細かいところまでご指導いただきました。
さらに翌週はマウスピース矯正の『クリアマウスピースセミナー』に参加いたしました。
もともとマウスピース矯正は行なっていたのですが、色々なご縁がありまして急遽参加することになりました。
講師の尾崎圭三先生は矯正全般に造詣が深く、素晴らしい症例をご提示されていました。
成人の患者さんで「前歯の歯並びが気になる」という方はかなりいらっしゃるので、矯正している事が気付かれずに行える矯正治療はこれからもっと一般的になるのではないかと考えています。
今月は、たまたま審美治療に関わる内容のセミナーが続き、知識と技術のブラッシュアップになりました。
前歯の見た目が気になるけど、どうしたら良いか分からない、興味がある方はお気軽にご相談下さい。
専用のカウンセリングルームご納得いただけるようご説明いたします。
では診療室でお会いするのを楽しみにしております。
余談
9月9日からボストンで開催されるAAP(アメリカ歯周病学会)に参加するため1週間ほど休診させていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、学んできた内容を還元できるよう、勉強して参ります!
そろそろ荷物の準備をしないと。。。(-_-;)